不動産屋に支払うお金のことです

家探しをしてくれたのは誰か？と考えた時、協力してくれたのはまず不動産屋ですよね。
その不動産屋に「あなたのおかげで無事に家が見つかりました、ありがとう」という意味で渡すのが、仲介手数料です。
不動産屋さんはこの仲介手数料が収入になりますので、この仲介手数料は必ず必要になります。
では、仲介手数料はいくらになるのか？ということですが、大体家賃の一か月分と見てください。
これは法律で「仲介手数料は家賃1か月分以内とする」と定められているからで、それ以上とることは禁止されているからです。
だから、仲介手数料はどんなに高くても家賃1か月分以上とられることはありません。

しかし、半額で済んでしまうケースもアリ

ただし、仲介手数料が半額で済んでしまうという物件も中には存在します。
最近は、借りる人だけが仲介手数料を支払うというのではなく、貸す側と折半して支払うというケースが増加しているので、こういったところを選べば支払うお金は半分で済んでしまいます。
考えてみれば、不動産屋のお世話になるのは借主だけでなく貸主も同じですよね。
不動産屋がいるからこそ、貸主は家を借りる人を探すことができるわけですから。
その様なことを考えれば、こうして折半してお金を負担するというのは、ある意味当たり前のことなのかもしれません。

いずれにせよ、こういったところを探せば負担が小さくなることに違いありません。
「物件選びにかかるお金を少しでも安くしたい」と考えている人は、ぜひとも「仲介手数料が折半でも良い」というところを選んでみてくださいね。

仲介手数料は交渉しないことが大事

礼金や敷金の場合、家主によっては交渉しだいで安くなることがありますので、「安くなりませんか」と聞いてみることもお勧めです。
もしかすると、値段を下げてくれるかもしれませんからね。
ただし、それを仲介手数料ではやらないことが賢明です。
参考：仲介手数料とは？

不動産屋の売り上げとなるのが仲介手数料である以上、それを安くしてくださいというのはあまりいいことではありません。
この仲介手数料があってはじめて、不動産屋にはお金が入るシステムになっていますからね。
持ちつもたれつの世界なので、こちらのいいぶんばかりを通してしまわない様に注意しましょう。