初めて賃貸物件に住むと、とにかく「家の機能がどれだけ充実しているか」に考えをおいてしまいがち。

家の広さや間取り、家賃など「中の設備」に拘ることはもちろん大事なことなのですが、それだけでなく「外の環境に拘る」ということも大切です。

賃貸初心者の場合、この「環境」を重視しておらず、引っ越しに失敗してしまうということも多いためです。
では、いったいどんなことに注意すればいいのかについて考えていきましょう。

その土地の治安はどうですか？

日本は基本的に安全な国なので、夜に外に出ても何事もないことが多いです。
でも、すべてのところがそうであるとは限りません。やはり土地によっては「治安を意識しなければならないところ」が出てきますので、注意をしなければなりません。

治安に関しては、その県の事件や治安についてまとめているマップがありますので、それを参考にするといいでしょう。
また、不動産屋の声をきくのも大事です。その土地に詳しい地元の不動産屋だと、わりと不動産に関する詳しい情報を知っていて、「ここはすまない方がいい」という情報をくれることがあります。こういった情報がとっても大事。

地元で長くやっている不動産屋だからこそ知っている情報もあるので、まず不動産屋を探して情報を集めましょう。

また、ひとつの不動産屋ではなくいくつかの不動産屋にきくことも大事。
ひとつの不動産屋からだとどうしても情報が偏りますので、そうならないようにすることが大事です。

治安に関しては、通る道に明かりがついているかどうか、人通りはどうかなどのチェックも役立ちます。
暗かったとしても、周囲に家があったり、人のとおりがあれば犯罪率は低下します。

コンビニがあると24時間人がいるので、歩いていても安心感がありますよね。そういったことがあるので、ぜひしっかりと治安について考えてみて下さい。

自分が利用したいと思える施設があるかどうか

自炊が好きな人ならスーパーが近くにあってほしいですし、また病院に頻繁に行く人は近くに病院があると生活がしやすいです。
そういった「メリット」「生活のしやすさ」を考えて住まいを選ぶことは大切なこと。

そうしないと、せっかく新居を作ったとしても「住みにくい」「失敗した」ということになってしまいます。
いくら部屋の設備が整っていたとしても、住みにくかったらなんの意味もありません。
そういうことまで考えてすまいを選ぶことが大事なのです。