問題が起きた時の対応
賃貸物件に入居すると、思わぬところで住人同士のいざこざが起きてしまうことがあります。中には、こちらは特に悪いことをしていないのに、向こうが勝手に怒り出すケースも。
こういうことが起きると、こちらも怒って「相手に直接文句を言ってやる!」となることがありますよね。
気持ちは解りますが、こういう時は「相手に自分でものをいうのではなく、管理会社や家主を通して言ってもらう」というということが大事です。なぜかというと、誰もかれもが話を素直に聞いてくれるひとではないからです。
あきらかに自分が悪くてそうなっているのに、「あいつのせいで自分が責められている」と怒り出し、もっとひどいことをしてくる人がいます。こうやってターゲットにされてしまい、賃貸住宅で嫌がらせの限りをつくされたという人は少なくありません。こういうこともありますので、問題が起きた時はできるだけ自分で言うのではなく、責任ある立場の人を通して行うことを徹底してください。
賃貸物件にはいろいろな人が住んでいます
大きな分譲マンションでもそうですが、マンションというのは本当にいろいろな人が住んでいるもの。
自分とか価値観がまったく違う人も多いすし、常識が解らない人もいます。でも、そこに住んだ以上は「できれば、周囲の人とうまくやっていく必要がある」ということを頭に入れておかなければなりません。
相手次第では、角を立てると本当に対応が難しくなるケースもありますので、拗れることを避けなければなりません。それをかんがえれば、自分で言うのではなく「第三者に間に入ってもらう」という方法が一番いいです。「拗れなくて済む方法」をしっかり考えてみてくださいね。
いかに平和に暮らすか
マンショントラブルが、実際に殺人などの大きな事件に繫がってしまったケースもあります。
考えすぎと思わるかもしれませんが、世の中で起きていることを「自分には絶対に起きない」と考えることはできません。きっと、事件に巻き込まれた人も「自分は大丈夫」と思って生活をされていたでしょう。でも、不幸にも事件に巻き込まれてしまったわけです。
そういった事態を避けるためには、日ごろから円満に生活するような工夫が必要です。きちんと近所にあいさつするとか、そういう小さな心がけが日常を改善することもありますので、ぜひともやってみて下さいね。日ごろから争いの種をまかないこと、できるだけ相手の立場を考えて対応をしてあげることが、重要なことになるのではないでしょうか。