家賃層の地域差が大きい青森県

青森県は、日本国内でも人口が少なく住宅の数も全体的に少ない地域です。
そのため、地域によっては若干住宅を見つけるのが大変になるところがあります。
同じ青森県内でも家賃の相場に地域差が見られますので、住みやすさと家賃相場を見て住むところを決めるのが重要になります。

都市部などの人口が密集しているところでは、家賃相場が高めの傾向があり、そうでないところはかなり家賃が安いというのが青森県の賃貸事情です。
県内でも家賃の低い北津軽郡では、1Kもしくは１DKの単身者向けの住宅で、2万円程度もしくは2万円を切る家賃相場となっていて、日本全国で見ても安い家賃が設定されています。
もっとも、こうしたところでは自動車がないと生活が大変ということもあって、ガソリン代などにかかる経費も多くなりますので、トータルでどのくらいの生活費が必要となるかを考えるかが重要なポイントです。

人口が密集している都市部は家賃が高い傾向にある

青森県の中でも県庁所在地の青森市などは、家賃が高くなっていて、4万円を超える相場となっています。
一番安い地域と比べると2倍以上の開きがありますので、地域差が大きいことが理解できます。
人口が多くなる都市部では、インフラの整備が進んでいて住みやすく生活が便利な分、家賃が高くなりますので、上手に住宅を探すことが重要です。

また、三沢市も県内では家賃が高めの傾向にあります。
米軍基地がありますので、その関係でいろいろな商業施設が存在し、経済圏が大きくなっているのが原因です。
人口も多い地域ですので、家賃と人口の相関関係が理解できます。

こうした都市部は全体的に家賃が高くなっていますが、それでも交通網が整備されていて生活がしやすいなどの利点もあります。
また、自動車でそれほど遠出しなくても日常の用事を済ませられることから、ガソリン代などがそれほどかからないため、家賃を払ってもこうした地域に住む価値があると考える人もいます。

大学のある都市などは家賃が低くなっている

青森県内の賃貸事情は、全体的に見ると人口密集度によって家賃が上下するというのが基本となっています。
しかし、中には三戸郡階上町のような例外もあります。
この地域は、大学からほど近い街といこともあって、単身者向けの住宅が多く家賃が低くなっています。

住宅の種類にもよりますが、2万円を切っていてかなり安い家賃設定がなされています。
1Kもしくは1DKの家もかなり多く、住宅を探すのに苦労しないというのもメリットの一つです。
学生にはありがたい賃貸事情となっていますので、この周辺で条件の良いアパートやマンションを探すのも良いでしょう。